ビットコインとは
ビットコインはインターネット上で使用できる通貨であり、ブロックチェーンという技術で動いています。
国や政府は管理しておらず、誰かが管理しているという訳でもありません。
製作者はサトシ・ナカモト(wiki)と言われていますが、詳しい事は全てわからないままです。
それでも売買が成り立つ仕組みはブロックチェーンに記録をしているから。
分かりやすく言うと、「ビットコインの売買記録を世界中のコンピュータで共有し管理している」ので、不正はできない仕組みになっているのです。
そのおかげで僕たちは安心して取引が出来ます!
このブロックチェーン技術は今後いろいろな物に応用されると思います。
たとえば、車の免許証やパスポート、ワクチン接種証明書などをブロックチェーンで証明すれば、だれでも確認できるし不正も防ぐことができます。
それではなぜビットコインに価格が付くのかというと、発行上限が決まっているからです。
上限数が決まっており、日本円や米ドルなどと交換できるので需要と供給の関係から値段が上下しています。
- ビットコインはブロックチェーンで動いており、管理者は誰もいない
- 売買記録を世界中のコンピューターで共有しているので、不正をすることができない
- ビットコインの上限数が決まっているため、需要と供給から値段が決まってくる
ビットコインの将来性について
ビットコインになぜ投資をするのか?
ビットコインの将来性について解説します。
個人的にビットコインの価格は長期で上がると思っているので、その理由を3つ紹介します。
1.上限数が決まっている
ビットコインは上限数が2100万枚までと決まっています。
現在流通しているビットコインは1700万枚ほどで、残りは「マイニング」と呼ばれる採掘を行い、数量を増やしています。
マイニングで新規にビットコインを発見するのですが、4年に1度「半減期」と呼ばれる時期があります。
この「半減期」がくると、ビットコインの新規発行数(マイニングで発見できる数)が半減されるため、希少性がさらに上がりビットコインの価格が高くなりやすくなります。
現在ではその希少性からゴールド(金)に代わり「デジタルゴールド」とも言われています。
ゴールド(金)に投資するのもいいですが、将来性を考えると僕はビットコインに投資したいです。
今後もビットコインの希少性が高まり、価格が上昇するでしょう。
2.企業が買い集めている
ビットコインは上記の理由により、希少価値が高まっていくという話をしました。
それに早く気が付いた企業が、ビットコインを安いうちに購入しようと動いています。
既にビットコインで取引できるビジネスモデルも続々と登場しています。
- Twitter社では投げ銭でビットコインが送金できるように
- テスラ車では車をビットコインで購入できるように
などなど、ビットコインを使う流れは米国企業を中心に加速しています。
日本でもネクソン社が110億円のビットコインを購入したことで話題になりました。
ビットコインを保有する世界の上場企業リスト
https://www.coingecko.com/ja/public-companies-bitcoin
3.国が自国通貨として使おうとしている
2021年6月にエルサルバドルが世界で初めてビットコインを法定通貨として認めました。
エルサルバドルとは中央アメリカに位置する、人口600万人ほどの小国となります。
このような新興国において自国通貨や米ドルなどより、ブロックチェーンで動いているビットコインの方が利便性が高いと言えます。
日本にいると気が付かないですが、世界には銀行口座や住所を持てない人がたくさんいます。
そうした人でもビットコインはスマホさえあれば保有できるという点で、大きなメリットとなります。
特に、いろいろな国に出稼ぎに行く人は、稼いだお金を国外送金するために多大な労力と時間を必要とします。
しかし、ビットコインならアドレスに送金するだけなので、かなりのメリットと言えるでしょう。
リスクについて
将来性について理解したところで、今度はリスクについても覚えておきましょう。
国や政府の規制
ビットコインなどの仮想通貨最大のリスクは、やはり国や政府が禁止することにあります。
上記でエルサルバドルが法定通貨として認めると書きましたが、日本ではビットコインを外国通貨としては認めていません。
日本政府が、ビットコインを外国通貨ではなく、これまで通り暗号資産(仮想通貨)に該当すると見解を示した。
日本政府、ビットコインを外国通貨と認めず エルサルバドルの法定通貨化受け (coinpost.jp)
このように国や政府がビットコインを禁止する場合、個人ではどうしようもできません。
場合によっては売買も禁止され、ビットコイン価格が紙クズ同然の値段になる可能性もあります
また2021年9月において、中国ではビットコイン取引は全面的に違法として禁止すると発表しました。
中国人民銀行(中央銀行)が仮想通貨関連のあらゆる取引は違法で、禁止しなければならないと発表。
これを受け、当時のビットコイン価格は急落しています。
ビットコインはまだまだ新しい技術のため、世界中で法律が完璧ではありません。
そのため思わぬ規制が行われ、ビットコインの価値が無くなってしまうリスクがあります。
ハッキングリスク
ビットコインはブロックチェーンで動いているため、不正自体はできないのですが取引所がハッキングされ盗まれてしまう恐れがあります。
少し前の事件ですが、2018年9月14日に仮想通貨取引所であるZaif(ザイフ)がハッキングを受けました。 ハッキングにより3種類の仮想通貨が流出し、被害総額は67億円だそうです。
また、2019年7月12日には仮想通貨取引所であるBitpoint(ビットポイント) がハッキングを受け、
30億円の被害を受けました。
いずれも顧客の資産が盗まれているので、ハッキングリスクは頭の片隅に入れておいた方がいいでしょう。盗まれた資金は顧客の元に戻りませんでした・・・。
しかしながら、仮想通貨取引所もハッキング対策としてセキュリティを厳重にしています。
そのおかげもあり、最近ではハッキング事件をあまり聞かなくなりましたね。
仮想通貨取引所のおすすめ

ビットコインの将来性とリスクは理解したけど、どこで取引すればいいの?
日本ではたくさんの仮想通貨取引所がありますが、結論から言うとオススメは
コインチェックかBitFlyer(ビットフライヤー) になります。
コインチェックは僕も実際に使っている取引所で、 初心者でも使いやすいですよ!
手数料が安く、取り扱い通貨も多いのでおススメです。
コインチェックでの口座開設方法はこちら
口座開設に迷ったらコインチェックがオススメ!
ビットコインを積み立て投資したいならビットフライヤーがおすすめです。
コインチェックでも積み立て投資はできますが、細かい調整が効かないのでやりにくいです。
BitFlyer(ビットフライヤー) はビットコインの積み立て投資におすすめ!
ビットフライヤーで積み立て投資を行う方法は別記事で紹介予定です。
まとめ
今回はビットコインについて解説しました。
政治的なリスクは怖いですが、個人的にビットコイン価格はまだまだ上昇すると思っています。
ちらほらと話題になっているNFTについても仮想通貨と関連があるので、それに伴う仮想通貨市場の底上げも考えられます。
短期の値動き惑わされず、長期でビットコインを楽しむことがコツです。
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